電子マネーはスマホやタブレットを利用して、簡単に決済できるサービスです。決済時に現金を出す必要がなく、スムーズに支払いを完了できます。近年は、国をあげてキャッシュレス決済を支援しているため、様々な電子マネーに関連するサービスが登場しています。
しかし、「結局電子マネーってどんなサービスなの?」「電子マネーの種類がありすぎてどれを選べばいいかわからない」と疑問が出てくる人も多いでしょう。
そこで本記事では、電子マネーの概要から初心者でも使える最強の組み合わせについて解説します。
さらに、電子マネーを使ったこと無い初心者の方でもわかりやすいよう、電子マネーの支払い方法やよくある質問も紹介します。電子マネーの利用を検討している人は、ぜひ最後までお読みになりお役立て下さい。
目次
- 1 電子マネーおすすめ7選!初心者でも使える最強の組み合わせ
- 2 電子マネーとは現金をデータ化したキャッシュレス決済のこと
- 3 電子マネーの支払い方法は3種類!それぞれの特徴を解説
- 4 電子マネーに関するよくある質問とその回答
電子マネーおすすめ7選!初心者でも使える最強の組み合わせ

電子マネーを利用する際は、組み合わせを考えることでより効率的に買い物が可能です。特に電子マネーとクレジットカードを組み合わせることで、ポイントの還元率を大幅にアップできます。
おすすめの電子マネーは、以下の7つです。
それぞれ電子マネーを利用する際は、単体で使うのではなくクレジットカードと組み合わせることで効率的に活用が可能です。
下記にて、各種電子マネーとクレジットカードの組み合わせ方法について解説します。
iDは対応店舗が多いので一番使える!支払い方法も豊富に選択

決済方法 | プリペイド式・ポストペイ型・デビット型 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | ロック機能あり・最大90日以内は補償(条件あり) |
iDはクレジットカードやデビットカードなど、様々なタイプのカードに対応した電子マネーです。iDに対応した店舗は、全国175万ヶ所あり、コンビニやスーパーなどの小売店からタクシー・美容室など、あらゆるシーンで利用できます。
iDはQRコード決済にも対応。スマートフォンやスマートウォッチと連携すれば、かざすだけで決済が可能です。アプリを立ち上げることなく、スピーディーな支払いを実現できます。
また、iDは複数のクレジットカードやQRコード決済サービスと連携しているため、支払い時にポイントが貯まります。タイアップキャンペーンは随時開催しているため、普段から利用する店舗が対象か否かを確認しておきましょう。
iDの公式サイトiDと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- dカード:紐付けて使うと効率よくdポイント貯めることが可能
- 三井住友カード(NL):対象コンビニで使うとポイント5%還元
それぞれ順に解説します。
dカードを紐付けて使うと効率よくdポイント貯めることが可能

年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | MasterCard・VISA |
ポイント還元率 | 1〜2% |
発行スピード | 最短5営業日 |
ETCカード年会費 | 初年度無料・2年目以降は550円(条件を満たせば無料) |
対応電子マネー | iD |
dカードは、年会費が永年無料で利用できるクレジットカードです。
dカードはiDを標準搭載しており、スマートフォンやカードを提携店舗でかざせばすぐに利用できます。dカードとiDを紐づけることで、還元率を最大2%までアップできます。dカード特約店であれば、還元率アップ以外にも割引の適用が可能です。
iDの基本還元率は0.5%となるため、標準で1%のポイントアップは非常に嬉しい部分と言えるでしょう。
また、dカードは新規入会で最大4,000ポイントの付与キャンペーンを実施しています。通常よりもお得にポイントを獲得できるため、気になる人はぜひチェックしてみてください。
dカードの公式サイト三井住友カード(NL)は対象コンビニで使うとポイント5%還元

年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | MasterCard・VISA |
ポイント還元率 | 0.5〜10% |
発行スピード | 即日発行 |
ETCカード年会費 | 初年度無料・2年目以降は550円(条件を満たせば無料) |
対応電子マネー | iD・Google pay |
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料で利用できるクレジットカードです。
クレジットカード本体はナンバーレスとなるため、カード番号を第三者にトレースされる心配はありません。カード情報は裏面、もしくは専用アプリから確認が可能です。
三井住友カード(NL)は通常還元率が0.5%ですが、対象のコンビニ・スーパーで利用すれば最大5%までアップします。もちろん、iDとカードを連携させておけば、高還元率を適応させながらスピーディーに決済が可能です。
さらに、ポイント還元はカード利用者だけではありません。カード入会時に登録した2親等以内の家族の人数分1%ポイントが還元されます。家族分のポイント還元を合わせれば、最大10%まで還元率をアップできる点が三井住友カード(NL)の特徴です。
また、三井住友カード(NL)はカードの即時発行に対応しています。申し込みから審査、電話認証が完了すれば最短5分でカードの発行が可能です。本体カードに関しては、申し込みから最短3営業日以内に到着します。申し込みから本体カードの到着を待つことなく、すぐ利用できる点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
現在、三井住友カード(NL)は新規入会キャンペーンを実施しており、条件を満たせば最大6,500円相当のポイントを獲得できます。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
三井住友カード(NL)の公式サイトnanacoはセブンイレブンで使うとボーナスポイント加算の対象

決済方法 | プリペイド式 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | サービス停止機能あり・引継ぎ機能あり |
nanacoは、株式会社セブンカードサービスが提供する電子マネーです。
基本的に全国のセブン&アイグループでの利用ができ、nanacoマークのある店舗であればnanacoの利用が可能です。2023年11月時点でnanacoが利用できる店舗は、全国に約95万店舗以上存在します。

基本的には全国のセブンイレブンで発行・チャージができるため、すぐに利用を始められます。
また、発行したnanacoは情報を読み取れば、スマートフォンやスマートウォッチで利用が可能。nanacoは200円につき1ポイントを獲得できます。
さらに、セブンイレブンで利用すれば、通常ポイントに加えてボーナスポイントを得られます。購入商品やタイミングによっては、より多くのポイントを獲得可能です。獲得したポイントは電信マネーやマイル・トラノコポイントと交換できます。
nanacoカードの作り方は非常に簡単なので、ぜひ作ってみてください。
nanacoの公式サイトnanacoと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- セブンカードプラス:チャージでポイント最大還元率1.5%
下記にて詳しい内容を解説します。
セブンカードプラスからチャージでポイント最大還元率1.5%

年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | JCB・VISA |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
発行スピード | 最短1週間 |
ETCカード年会費 | 永年無料 |
対応電子マネー | nanaco・QUICPay(ETCのみ) |
セブンカードプラスは、nanacoへのチャージ・利用で最大還元率が1.5%までアップするクレジットカードです。
本体のクレジットカードとETCカードは、条件なしの年会費永年無料制です。申し込みから最短1週間で発行できるため、翌週からカードの利用を始められます。
セブンカードプラスの基本還元率0.5%となりますが、nanacoへのチャージと対象店舗での利用によって、最大1.5%までアップします。貯めたポイントはnanacoへチャージしたりマイルに交換可能です。
また、セブンカードプラスはセブン&アイ各店舗での専用アプリの提示、nanacoへのチャージ・利用によってポイントの三重取りが可能です。nanacoカード単体で利用するより、効率的に利用できるため、セブンカードプラスへの紐付けは大きなメリットと言えるでしょう。
セブンカードプラスのJCBブランドへ入会すれば、最大4,500円分のnanacoポイント付与キャンペーンも実施しています。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
セブンカードプラスの公式サイトSuicaは電車を頻繁に利用する方におすすめの交通系電子マネー

決済方法 | プリペイド型 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | ロック機能あり |
Suicaとは、1枚で首都圏から全国の電車を利用できるプリペイド型の電子マネーです。
Suicaはあらかじめチャージしておけば、電車やバスなどでワンタッチで乗車できます。カードタイプとモバイルタイプの2種類が用意されており、いずれも改札口でタップするだけで利用可能。

従来までは切符を購入しなければ乗れなかった電車も、Suicaに現金をチャージしておくだけでスムーズに乗り降りできます。Suicaは電車を頻繁に利用する人に最適な電子マネーと言えるでしょう。
また、Suicaは公共交通機関だけではなく、コンビニやスーパーなど対応店舗であればどこでも利用できます。別の電子マネー同様、プリペイド型の電子マネーとして活用可能です。
Suicaの公式サイトSuicaと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- ビューゴールドカード:紐付けて使うとポイント付与率最大10%
ただし、Suicaを利用してポイントを貯めるには、JRE POINTのWEBサイト登録が必須です。サイトへ登録していなければ、どれだけSuicaを利用してポイントは得られないため、あらかじめ注意しましょう。
ビューゴールドプラスカードと紐付けて使うとポイント付与率最大10%

年会費 | 11,000円 |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.5〜10% |
発行スピード | 約2週間 |
ETCカード年会費 | 永年無料 |
対応電子マネー | Suica |
ビューゴールドプラスカードは、JR東日本が発行するSuica対応のクレジットカードです。
Suicaとビューゴールドプラスカードは紐付けて利用でき、通常通り現金をチャージするよりもポイントの還元率が高く設定されています。Suicaへのオートチャージ機能や定期券として利用できるため、通常のSuicaよりも効率的に活用が可能です。
ビューゴールドプラスカードには、年間の利用金額に応じたボーナスポイントが獲得できます。年間150万円以上の利用で3,000ポイント、300万円以上の利用で最大12,000ボーナスポイントを得られます。通常ポイントに加えて得られるポイントとなるため、非常にお得に利用が可能です。
また、ビューゴールドプラスカードを利用してSuicaへチャージしても還元率は0.5%ですが、オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージで1.5%、モバイルSuica定期券購入で最大4%までアップします。
さらに、ビューゴールドプラスカードでチャージしたモバイルSuicaを利用して、VIeWプラスとえきねっとを利用すれば最大10%まで還元率が上昇。
本来、現金で電車の切符を購入してもポイントは得られないため、大きなメリットと言えるでしょう。貯まったポイントは1ポイント1円としてSuicaにチャージできたり、JREPOINTWEBサイトから幅広い商品と交換できます。
ビューゴールドプラスカードはゴールドカードとしての機能も付帯するため、専用ラウンジや優待サービス・充実した付帯保険を活用可能です。ビューゴールドプラスカードには、他のカードにはないSuica特化のサービスが用意されているため、気になる人はぜひチェックしてみてください。
ビューゴールドプラスカードの公式サイトWAONはイオン系列での買い物時にお得なキャンペーンが多い

決済方法 | プリペイド式 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | サービス停止機能あり |
WAONは、イオン系列の店舗でお得に買い物できるプリペイド式の電子マネーです。
イオングループなら必ず利用でき、チャージステーションも用意されています。2023年11月現在でWAONは全国8,000箇所で利用が可能です。イオン系列のスーパー以外にも、WAON対応の小売店で利用できます。
WAONは200円で1ポイント獲得でき、貯まったポイントはチャージしたり、公共料金の支払いに使えたりします。イオン系列店なら、カードタイプのWAONをその場で購入できるため、すぐに使い始められます。イオン系列の店舗をよく利用する場合、WAONの利用が最適と言えるでしょう。
WAONの公式サイトWAONと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- イオンカードセレクト:オートチャージでポイントが貰える
下記にてカードの特徴について解説します。
イオンカードセレクトからのオートチャージでポイントが貰える

年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | MasterCard・VISA・JCB |
ポイント還元率 | 0.5〜1% |
発行スピード | 即日発行可能 |
ETCカード年会費 | 永年無料 |
対応電子マネー | WAON |
イオンカードセレクトは、オートチャージを活用すればお得にポイントを貯められるクレジットカードです。
通常WAONに現金をチャージしてもポイントは付与されませんが、イオンカードセレクトのオートチャージを利用すれば、200円につき1ポイントを獲得できます。
また、イオンカードセレクトを公共料金の支払いに利用すれば1件につき5WAONポイント、イオン口座を給与受け取りに指定すれば毎月10WAONポイントを獲得可能。オートチャージを含む各種機能を活用すれば、効率的にポイントを貯めらます。
さらに、イオンカードセレクトは本体カードだけではなく、ETCカードの発行・年会費も無料です。年間カードショッピング50万円以上利用など、各種条件を満たせばゴールドカードにアップグレードできます。
普段からイオン系列店を利用する人は、イオンカードセレクトを発行してWAONへオートチャージしてみてください。
イオンカードセレクトの公式サイトQUICPayの加盟店ではQUICPayクーポンが無料で貰えてお得

決済方法 | プリペイド式・ポストペイ型・デビット型 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | サービス停止機能あり |
QUICPayは、加盟店で専用のクーポンが発行されている電子マネーです。
QUICPay対応店舗は年々増加しており、2023年11月時点で全国133万ヶ所以上で利用できます。180社以上のクレジットカードが対応しているため、非常に汎用性の高い電子マネーと言えます。
また、QUICPayはプリペイド型やポストペイ型など、様々な決済方法を利用できます。利用したい決済方法を選択できるため、自分に合った手段で支払いを進められます。
さらに、ガストやコメダ珈琲など、QUICPay加盟店では専用クーポンが発行されています。クーポンを利用すれば通常よりもお得に決済できるため、普段から加盟店を利用する人におすすめの電子マネーです。
QUICPayの公式サイトQUICPayと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- JCB CARD W:年会費無料でQUICPay搭載の高還元カード
下記にてカードの特徴について解説します。
JCB CARD Wは年会費無料!QUICPay搭載の高還元カード

年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1〜10.5% |
発行スピード | 最短3営業日 |
ETCカード年会費 | 永年無料 |
対応電子マネー | QUICPay |
JCB CARD Wは、18〜39歳なら年会費が永年無料で発行できるQUICPay搭載のクレジットカードです。
国内・海外に関わらずJCB CARD Wなら、いつでも獲得ポイントが2倍になります。さらに、スターバックスやセブンイレブンなど、パートナー店舗での利用なら21倍の10.5%還元までアップします。
貯まったポイントはキャッシュバックやスターバックスカードへチャージできるため、無駄なく利用できるでしょう。
JCB CARD Wは申し込みから最短5分でカード番号が発行されるため、本カード到着前から利用できます。気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
JCB CARD Wの公式サイトPASMOは関東地域の電車を利用すると乗車ポイントが貰える

決済方法 | プリペイド型 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | サービス停止機能あり |
PASMOは、関東地域の電車利用でポイントが貯まるプリペイド型の電子マネーです。
PASMOはSuica同様に、電車やバスなどの公共交通機関での利用をメインとした電子マネーで、カードタイプやスマホタイプを選択できます。
関東地域の公共交通機関で利用すれば、平日は3ポイント、土日祝日は7ポイント獲得できます。ポイントはPASMOのチャージにも利用が可能です。
関東地位行きだけではなく、日本全国の公共交通機関で利用できるため、事前にチャージしておけば効率的に乗り降りが可能です。
また、PASMOは駅構内のロッカーや自販機、コンビニ・スーパーなどの小売店でも利用できます。
PASMOの公式サイトPASMOと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- Tokyo Metro To Me CARD Prime:東京メトロに乗るならお得
下記にてカードの特徴について解説します。
東京メトロに乗る方はTo Me CARD Prime PASMOがお得

年会費 | 2,200円 |
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国際ブランド | MasterCard・JCB・VISA・NICOS |
ポイント還元率 | 0.5~1.5% |
発行スピード | 最短1週間 |
ETCカード年会費 | 永年無料 |
対応電子マネー | PASMO |
To Me CARD Prime PASMOは、PASMOにチャージして東京メトロを利用するとお得なクレジットカードです。
PASMOと一体型のクレジットカードとなり、PASMOとしての利用や定期券・通常の決済に利用できます。東京メトロに乗るほどポイントが貯まる仕組みで、通常のパスモより還元率が高く設定されています。
また、メトロポイントPlusに申し込んでいれば、最大1.5%まで還元率が上昇。もちろん、東京メトロ以外の交通機関で利用できるため、移動中の決済手段としても有効です。
To Me CARD Prime PASMOは東京メトロを中心に公共交通機関を利用するなら、おすすめのクレジットカードと言えるでしょう。
To Me CARD Prime PASMOの公式サイト楽天Edyはポイントプラス加盟店でお買い物するとポイント2倍

決済方法 | プリペイド式 |
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利用方法 | カード・スマートフォン(iPhone・Android)・スマートウォッチ |
盗難・故障・紛失時 | サービス停止機能あり |
楽天Edyは、ポイントプラス加盟店でのお買い物なら効率よくポイントを貯められるプリペイド式の電子マネーです。
楽天Edyと楽天ポイントは連携しており、1ポイント1円として利用できます。さらに、ポイント加盟店で買い物すれば獲得ポイントが2倍にアップします。
楽天Edyの対応店舗は全国に約90ヶ所以上存在するため、幅広い店舗で利用が可能です。普段から楽天サービスで利用する人や楽天ポイントを貯めている場合は、最適な電子マネーと言えるでしょう。
楽天Edyの公式サイト楽天Edyと紐づけて利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の通りです。
- 楽天カード:チャージしてお買い物するとポイント2重取り
下記にてカードの特徴について解説します。
楽天カードからチャージしてお買い物するとポイント2重取り

年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | MasterCard・VISA・JCB・AMERICAN EXPRESS |
ポイント還元率 | 1〜15% |
発行スピード | 最短1週間 |
ETCカード年会費 | 永年無料 |
対応電子マネー | 楽天Edy・QUICPay |
楽天カードは、楽天Edyにチャージして使えば2重取りできるクレジットカードです。
楽天カードの基本還元率は1%と非常に高く、楽天関連のサービスで利用すればより高還元率を目指せます。楽天のポイントステップアッププログラムを利用すれば、最大15%還元までアップが可能です。
また、楽天Edyへチャージし、楽天Edyで決済すれば2回分のポイントを得られます。楽天カードと楽天Edyを紐付けておけば、オートチャージ機能を利用できる点もメリットと言えるでしょう。
楽天カードは5,000ポイント以上を獲得できる新規入会キャンペーンも実施しているため、気になる人はぜひチェックしてみてください。
楽天Edyの公式サイト電子マネーとは現金をデータ化したキャッシュレス決済のこと

電子マネーとは、現金をデータ化したキャッシュレス決済のことを指します。例えば、Suicaと呼ばれる電子マネーの場合、あらかじめICカードに現金をチャージ(データ化)しておくことで、ICカードだけでも決済が可能です。
また、電子マネーの利用者は年々普及しています。従来までは交通系や流通系の電子マネーが一般的とされていましたが、クレジットカード系の登場でより認知度・普及率が上昇しています。
経済産業省が発表したデータによると、2010年時点のキャッシュレス決済比率は13.2%でした。その後、2015年時点でも18.2%を推移していましたが、2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%まで上昇しています。経済産業省は今後の動向を加味した上で、2025年までに4割以上の上昇を見込んでいます。
電子マネーは、大きく分けて以下の3つの種類に分けられます。
- 交通系の電子マネー
- 流通系の電子マネー
- クレジットカード系の電子マネー
それぞれ順に解説します。
交通系の電子マネーは公共交通機関のバスや電車で利用できる

交通系電子マネーとは、その名の通りバスや電車などの交通機関で利用可能なキャッシュレス決済です。交通系ICカードは、公共交通機関での利用を想定して作られているため、利便性・汎用性が高い点が特徴です。
電子マネーに現金をチャージしておけば、切符を購入することなく交通機関を利用できます。ICカードを改札や出入り口でタップするだけで決済できるため、スピーディーに乗り降りが可能です。

代表的な交通系の電子マネーは、以下の通りです。
- PASMO
- Suica
- PiTaPa
- manaca
- ICOCA
交通系の電子マネーは、全国各地で発行されています。例えば、SuicaはJR東日本が発行している交通系の電子マネーで、東京を中心とした関東周辺で利用が可能です。従来までは発行元の対応エリアでしか利用できないシステムでしたが、全国相互利用サービスが導入されたことで全国で使えるようになりました。
全国相互利用サービスとは、加盟した電子マネーは発行元の地域だけではなく、日本全国の各エリアで利用できるシステムです。そのため、現在はSuicaを東日本エリアだけではなく、大阪や兵庫県などの西日本エリアでも利用が可能です。
また、近年では交通系の電子マネーが、コンビニエンスストアやスーパーなど、公共交通機関以外でも利用できるケースが増えています。チャージさえ済ませておけば、買い物や移動時に現金を使う必要がない点は、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
流通系の電子マネーは小売店で利用できポイント還元率が高い

流通系の電子マネーとは、コンビニやスーパーなどの小売店での利用を前提としたキャッシュレス決済です。小売店の導入しているキャッシュレス決済は、流通系の電子マネーが多いです。
流通系電子マネーの特徴として、決済時に付与されるポイント還元率の高さが挙げられます。WAONやnanacoなど小売店独自のポイントを提供するため、通常よりも還元率が高めに設定されています。普段からよく利用する小売店の電子マネーを用意しておけば、通常よりもお得に買い物が可能です。
代表的な流通系の電子マネーは、以下の通りです。
- WAON
- nanaco
- 楽天Edy
また、流通系の電子マネーは発行元が大きい企業となるケースが多いため、独自のクレジットカードサービスを展開している可能性が高いです。発行元が同じクレジットカードを使い、電子マネーにチャージすれば、より多くのポイントが還元されることがあります。
例えば、WAONへイオンカードでチャージすれば、現金チャージ時よりもポイント還元率がアップします。普段からポイントを貯めたり、効率的に買い物をしたりする人におすすめです。
クレジットカード系の電子マネーは幅広く使えるのが特徴
クレジットカード系の電子マネーとは、引き落とし先をクレジットカードと紐付けて利用するキャッシュレス決済です。
クレジットカード系電子マネーの特徴は、現金をチャージする手間が省ける点です。あらかじめ現金をチャージする必要がなく、決済と同時にクレジットカードが利用される仕組みです。
利用した料金は後日クレジットカード会社からの請求がくるため、内容を確認して支払う必要があります。電子マネーの利用前にチャージする必要がないため、必要なタイミングでスピーディーに決済が可能です。
代表的なクレジットカード系の電子マネーは、以下の通りです。
- iD
- QUICPay
また、クレジットカード系の電子マネーは、利用時にポイントを二重取りできるメリットがあります。例えば、楽天カードを電子マネーとして使用する場合、QUICPayを利用できます。QUICPayを利用して小売店で決済した場合、楽天ポイントと小売店独自のポイントが貯まります。
楽天ポイントが貯まる小売店で決済すれば、2回分のポイントを獲得できます。そのため、特定のポイントを効率的に貯めたい場合は、クレジットカード系の電子マネーが最適と言えるでしょう。
電子マネーとクレジットカードの違いは審査の有無や決済時のサイン
電子マネーの利用を検討している場合「クレジットカードと電子マネーって何が違うの」といった疑問が出てくるでしょう。クレジットカードと電子マネーの違いは、審査や決済時のサインの有無です。
クレジットカードは審査を行い通過した人だけでが発行できますが、電子マネーに審査は必要ありません。店舗で申し込めばそのまま発行してもらえたり、コンビニやスーパーなどでそのまま受け取れたりします。
また、クレジットカードは一定金額以上の決済を行う場合、カードの不正利用防止のためサインを求められます。一方、電子マネーは決済金額に関わらず、サインの必要がありません。ワンタッチで決済を完了させられるため、スムーズに支払いを終了できます。
クレジットカード系の電子マネーであれば、クレジットカードよりもスピーディーに決済を完了させられるでしょう。
電子マネーの支払い方法は3種類!それぞれの特徴を解説
電子マネーの支払い方法は、以下3種類に分けられます。
- プリペイド式(先払い)
- ポストペイ型(後払い)
- デビット型(即日払い)
それぞれ順に解説します。
プリペイド式(先払い)は自分の現金をチャージして使用できる

プリペイド式(先払い)の電子マネーとは、あらかじめ自分の現金をチャージしておき、決済に使用する支払い方法です。
事前に電マネーに現金をチャージしておくため、残高分のみを利用します。利用する金額を把握している場合や、決まった金額だけを使いたい人に最適な支払い方法です。
代表的なプリペイド式の電子マネーは、以下の通りです。
- Suica
- 楽天Edy
- WAON
プリペイド式の電子マネーのメリットは、使いすぎる心配がない点です。事前に現金を電子マネーにチャージしておかなければ、決済のタイミングに利用できません。ポストペイ型の電子マネーは、限度額までなら制限なく利用できるため、予定外の出費がかさみがちです。
一方、プリペイド式の電子マネーなら、チャージした金額以上を使いすぎることなく、計画的な利用ができるでしょう。
しかし、プリペイド式の電子マネーは、チャージした金額分以上は使えません。予定外の出費が発生した場合、再度現金をチャージする必要があります。スムーズに買い物を済ませたい場合は、予定よりも少し多めの金額をチャージしておくと良いでしょう。
高校生や中学生も使用可能!プリペイド式は事前審査が不要
プリペイド式の電子マネーは、中学生や高校生など未成年でも使用できます。ポストペイ型の電子マネーの場合、後払い方式となるため事前審査が必須。18歳未満の場合は発行できないケースも多く、未成年には使いづらい電子マネーです。
一方、プリペイド式の電子マネーは、あらかじめ現金をチャージしておかなければ利用できないため、事前審査が不要です。端末や電子マネー本体があれば、すぐにでも利用を始められます。
また、近年はオンラインショッピングサイトで電子マネーを利用できるケースが増えています。未成年でも電子マネーを利用したい場合は、プリペイド式を選択すると良いでしょう。
ポストペイ型(後払い)はクレジットカードと紐つけて使える
ポストペイ型(後払い)とは、決済後に請求がくる支払い方法です。
ポストペイ型の電子マネーは、クレジットカードと紐付けて利用します。一定期間の使用金額が後から請求されるため、その場で現金を用意する必要がありません。限度額以内の決済であれば、スムーズに完了させられる点が特徴です。
ポストペイ型の代表的な電子マネーは、以下の通りです。
- iD
- QUICPay
- PiTaPa
プリペイド型は事前に現金をチャージしておかなければ利用できませんが、ポストペイ型の電子マネーは、あらかじめ現金をチャージしておく必要がありません。チャージ金額を気にすることなく決済できるため、必要なタイミングで支払いを完了させられます。
しかし、ポストペイ型はいつでも決済できるため、使い過ぎてしまう恐れがあります。万が一、電子マネーを使いすぎてしまい限度額に使用してしまうと、支払いを完了させるまで利用できません。そのため、プリペイド式の電子マネーは、計画的な利用が必要です。
また、ポストペイ型の電子マネーは、基本的に18歳未満もしくは未成年は利用できません。プリペイド型のように、中学生や高校生は発行できないケースが多いため、あらかじめ注意しましょう。
デビット型(即日払い)はデビットカードと紐付けて口座引き落とし
デビット型(即日払い)は、デビットカードと紐付けて口座引き落としを行う支払い方法です。
デビット型は事前のチャージが必要なく、決済後に支払いも不要です。決済時に紐付けられた銀行口座から引き落としが実行されるため、その場で支払いを完了させられます。手持ちに現金がない場合でも、スムーズに決済できる点が特徴です。
代表的なデビット型の電子マネーは、以下の通りです。
- SMBCデビット
- GLOBAL PASS
- 住信SBIネット銀行
デビット型の電子マネーは、プリペイド式とポストペイ型のデメリットを補えるメリットがあります。プリペイド式は、事前に現金をチャージしておかなければ利用できません。一方、デビット型は決済時に口座から必要分が引き落とされるため、チャージが不要です。
また、ポストペイ型は使いすぎてしまうデメリットがありますが、デビット型なら口座残高分しか使えません。口座残高以上の金額は支払えないため、使いすぎを未然に防げます。
デビットカードの発行や銀行口座の開設は、18歳未満の未成年でも対応しているケースが多いです。年齢に関わらず電子マネーを利用したい場合は、デビット型もおすすめです。
ただし、デビット型は紐付けた銀行口座に現金がなければ、決済自体ができません。チャージしたりクレジットカードで立て替えたりする機能がないため、決済前に残高の確認をしておきましょう。
電子マネーに関するよくある質問とその回答
- 電子マネーのメリット・デメリットは?
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電子マネー最大のメリットは、現金を用意することなくスピーディーに決済できる点です。一方、デメリットとしてはチャージの手間がかかったり、使い過ぎてしまう部分です。
ただし、オートチャージ機能や入金設定などの各種機能を使えば、デメリット部分を払拭できます。