ファクタリングおすすめ18選!初めての方も安心な優良会社を徹底比較

ファクタリングおすすめ18選!初めての方も安心な優良会社を徹底比較

今、日本でも資金調達方法として「ファクタリング」が急激に浸透してきています。それにともなって、ファクタリング会社も次々に誕生しているため、条件の良いファクタリングサービスを探すのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、吟味したおすすめのファクタリングサービスを18個ご紹介します。ぜひファクタリングを選ぶ際の参考にしてみてください。

また、「ファクタリング会社の選び方」や、「ファクタリング利用時の注意点」についても解説していきます。

目次

おすすめのファクタリング18選!手数料や審査通過率で比較

おすすめのファクタリングサービスは、次の18社です。

では、各ファクタリングサービスについて、詳しく見ていきましょう。

株式会社No.1は状況に即したファクタリングサービスを提供

株式会社No.1
サービス名総合ファクタリング
建設業特化ファクタリング
乗り換え特化ファクタリング
個人事業主特化ファクタリング
フリーランス特化ファクタリング
運営会社株式会社 No.1
審査時間最短即日審査通過率90%以上
必要書類通帳のコピー(3カ月分)
決算書(直近のもの)
請求書
発注書・納品書
入金期間最短即日
手数料1~15%利用可能額50~5,000万円まで
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主、フリーランス対応エリア日本全国

「株式会社No.1」は、顧客ごとに細分化されたサービスを提供しているファクタリング会社です。

「総合ファクタリング」は、バランスの良いサービスで、手数料は業界最低水準でありながら、売掛債権の現金化スピードも優れています。さらに審査通過率は90%以上という高水準です。オンラインでの電子契約も可能で、手間もかかりません。

「建設業特化ファクタリング」では、建築業界に詳しい担当者が受付をしているため、評判がよく、「建設事業者満足度」は95%を超えています。なお建設事業では業者間の信用が重要なため、建設業特化ファクタリングでおもに扱っているのは、売掛先にバレない2社間ファクタリングです。

ファクタリング会社の乗り換えは、初めて株式会社No.1を利用する人のためのサービスです。「初回買取手数料50%割引」もしくは、「他社より高額買取保証」のどちらかの特典を受けられます。

「個人事業主特化ファクタリング」のサービス内容は、原則として総合ファクタリングと同様です。しかし、少額からのファクタリングを求める個人事業主の声に答えて、最低「10万円」から利用可能になっています。

「フリーランス特化ファクタリング」は、業界でも珍しくフリーランスの人が使えるファクタリングです。フリーランスでも対面不要で、オンライン契約ができます。また、個人事業主と同じく、最低利用金額は10万円です。

ただし、さすがに審査通過率はほかのファクタリングサービスより低く、フリーランスだけで見ると「79%以上」となっています。とはいえ、十分に高い数値ですので、フリーランスの方も相談してみる価値は高いといえるでしょう。

>> 株式会社No.1の公式サイト

MSFJは審査通過率90%超!フリーランスでも使いやすい

MSFJ
サービス名法人専門ファクタリング(クイック)
法人専門ファクタリング(プレミアム)
乗り換え専門ファクタリング(クイック)
乗り換え専門ファクタリング(プレミアム)
個人事業主専門ファクタリング
フリーランス専門ファクタリング
運営会社MSFJ株式会社
審査時間最短60分審査通過率90%以上
必要書類身分証明書
通帳のコピー
請求書
発注書
入金期間最短即日
手数料3.8~9.8%(クイック、個人事業主専門)
1.8~6.8%(プレミアム)
3~10%(フリーランス専門)
利用可能額30~300万円(クイック)
30~5,000万円(プレミアム)
10~500万円(個人事業主専門)
10~1,000万円(フリーランス専門)
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主、フリーランス対応エリア日本全国

「MSFJ」も、法人、個人事業主、フリーランスのそれぞれに対応したサービスを提供しているファクタリング会社です。

「クイックファクタリング」では、利用可能金額が最大300万円と限られていますが、審査が原則1営業日以内に終了します。また、契約完了次第、即日入金可能です。ただし、手数料はやや高くなってしまいます。

「プレミアムファクタリング」は、手数料が抑えられ、上限金額も5,000万円まで増加。ただし、審査には最低1営業日はかかり、それ以上の日数が必要なこともあります。

クイックファクタリングとプレミアムファクタリングには、それぞれ法人専用ファクタリングと、乗り換え専門ファクタリングの2種類がありますが、基本的なサービス内容に変化はありません。ただし乗り換え専門ファクタリングでは、初回利用時に手数料が「50%割引」されるサービスを受けられます。

「個人事業主専門ファクタリング」は、クイックファクタリングに近いサービス内容です。しかし、利用可能金額は、下限も上限も広がっていて使いやすくなっています。また、審査通過率も93%と高水準です。

「フリーランス専門ファクタリング」は、フリーランスが使えるサービスで、審査通過率も90.1%と非常に高くなっています。理由はわからないのですが、利用可能金額の上限も個人事業主用のものより高く、フリーランスの人ならまず試してみたいファクタリングだと言えるでしょう。

>> MSFJの公式サイト

ビートレーディングは売掛先が個人事業主でも利用できる

ビートレーディング
サービス名ファクタリング
注文書ファクタリング
介護報酬ファクタリング
診療報酬ファクタリング
運営会社株式会社ビートレーディング
審査時間最短5時間審査通過率非公開
必要書類通帳の表紙付きコピー(2カ月分)
売掛債権に関する資料(契約書、発注書、請求書など)
入金期間最短即日
手数料4~12%(2社間ファクタリング)
2~9%(3社間ファクタリング)
利用可能額無制限
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「ビートレーディング」は、実績が豊富なファクタリング会社です。取引実績3.7万社以上、累計買取額900億円以上、月間取引数800件という実績を持っています。

ほとんどのファクタリングサービスでは、利用できる売掛先は法人のみです。しかしビートレーディングの場合、「売掛先が個人事業主」でも利用できる可能性があります。取引先が個人事業主だからと、ファクタリングを諦めていた人は、1度相談してみるとよいでしょう。

また、ビートレーディングは必要書類の少なさもメリットとなっています。通帳と請求書の2つだけで、ファクタリング契約が可能です。ただし、オンライン契約ではなく、書面で契約する場合は、「履歴事項全部証明書(1カ月以内)」「印鑑証明書(1カ月以内)」「実印」も必要になります。

>> ビートレーディングの公式サイト

ビートレーディングはファクタリングの種類が非常に豊富

ビートレーディングは、ファクタリングサービスの種類も豊富です。「介護報酬ファクタリング」と「診療報酬ファクタリング」は、保健機関(国民健康保険団体連合会など)からの報酬を売掛債権としてファクタリングをおこないます。

通常、介護事業者や医療事業者は、サービスを提供してから、保険報酬を受け取るまでに2カ月程度待たなくてはいけません。しかしファクタリングを使えば、その期間をカットして素早く現金を手に入れられます。

「注文書ファクタリング」は、従来のファクタリングよりもさらに利用価値の高いファクタリングです。請求書によるファクタリングは、取引先にサービスや商品を提供したあとにおこなうファクタリングですが、注文書ファクタリングなら、取引先と契約が結ばれた段階でファクタリングを利用できます。

注文書ファクタリングによってかなり早い段階での資金調達ができるため、より柔軟性の高い資金運用が可能です。ただし、より長期のファクタリングとなるため、審査が厳しく、手数料も高くなりがちのため、無計画な乱用はおすすめできません。

>> ビートレーディングの公式サイト

QuQuMoオンラインは手数料の最低値が業界最高峰

QuQuMoオンライン
サービス名売掛金前払いサービスQuQuMo運営会社株式会社アクティブサポート
審査時間最短30分審査通過率非公開
必要書類本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
請求書
通帳のコピー(3カ月分)
入金期間申込みから最短2時間
手数料1%以上利用可能額無制限
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「QuQuMoオンライン」は、ファクタリングの最低手数料の割合が低いファクタリングサービスです。1カ月後の売掛債権のファクタリングで手数料1%なら、利息制限法の範囲内の手数料ですし、2カ月後のファクタリングで1%なら、カードローンなどと比べてもかなり安い費用で資金調達できることになります。

ただし、手数料の上限について明示していないというのが、QuQuMoの懸念点です。売掛先の信用が低い場合は、かなり高い手数料を取られる可能性も否定できません。

また、QuQuMoは売掛債権の現金化速度も魅力的で、最短で申込みから2時間で入金まで完了します。この入金速度も業界最速レベルです。もちろん来店は不要で、クラウドサインを使った電子契約をオンライン上で完遂できます。

さらにQuQuMoでは、「債権譲渡登記」の設定も不要です。手間がかからないのはもちろん、債権譲渡登記にかかる諸費用もカットできます。

ほかに必要書類が少ない、利用可能金額が無制限といったメリットもあり、かなり使いやすいファクタリングサービスです。ファクタリングをしたいなら、とりあえずQuQuMoで手数料を確認してみる、というのも悪くない方法でしょう。

>> QuQuMoの公式サイト

ベストファクターはファクタリング利用者アンケートで高評価

ベストファクター
サービス名ベストファクター運営会社株式会社アレシア
審査時間最短即日審査通過率92.2%
必要書類本人確認書類(免許証、パスポートなど)
通帳のコピー
売掛先との契約書類(請求書、見積書、基本契約書など)
納税証明書
印鑑証明書
登記簿謄本
入金期間最短即日
通常3営業日程度
手数料5%以上(2社間ファクタリング)
2%以上(3社間ファクタリング)
利用可能額30万円~1億円
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

ベストファクターは、利用者アンケートで高い評価を得ているファクタリングサービスです。「経営成績の向上が期待できるファクタリング会社」「ファクタリング会社支持率」「経営者に紹介したいファクタリング会社」という3つの部門で1位を獲得しています。

売掛債権の現金化速度、手数料などは標準的な数値です。ただし利用可能な売掛債権額は、最大1億円とかなり高く設定されています。

また、ベストファクターでは、原則として債権譲渡登記が必要ですが、相談すれば、登記なしでのファクタリングも利用可能です。債権譲渡登記をしたくない場合は、最初に相談してみてください。

ベストファクターでは、審査はオンライン上でできます。しかし契約は、対面でしかできません。そのため、アレシアに来社するか、ベストファクター側に訪社してもらう必要があります。

アレシアは本社が東京都新宿区にあり、支社が大阪府大阪市にあるため、その近くにいるなら問題ありません。しかし、遠い場所に住んでいるならファクタリング契約に手間がかかってしまいます。

ベストファクターがやっているのは、ファクタリングサービスだけではありません。「コンサルティングサービス」もおこなっています。さらに、ファクタリングを使っていると、無料でコンサルティングをしてもらえるため、経営アドバイスが欲しい人はベストファクターを選ぶ価値があるでしょう。

>> ベストファクターの公式サイト

日本中小企業金融サポート機構は経営サポートが充実している

日本中小企業金融サポート機構
サービス名一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構団体名一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
審査時間最短30分審査通過率非公開
必要書類身分証明書
売掛債権に関する資料(請求書や契約書など)
通帳のコピー(3カ月分)
入金期間契約後は最短即日(15時までに契約完了した場合)
手数料1.5%〜10%利用可能額上限なし
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「日本中小企業金融サポート機構」は、ファクタリング業者としては珍しく、「非営利団体」である一般社団法人として運営されています。ただし、誤解している人も多いのですが、非営利団体とは利益を目的としないボランティア団体ではありません。詳しくは次の見出しで説明します。

日本中小企業金融サポート機構は、法人も個人事業主も利用可能なファクタリング業者です。しかし、売掛先については、対応してくれるのは法人だけで個人事業主との売掛債権ではファクタリングできません。

日本中小企業金融サポート機構のメリットは、ファクタリングだけでなく、さまざまな企業サポートを実施している点です。

まず、経営状態を分析して、適切なアドバイスを実施。その結果、資金調達が必要なら、「ファクタリング」「金融機関の紹介」「助成金や補助金の申請サポート」などで資金調達を助けてくれます。

取引先企業が少ないなら、ほかの企業との「マッチングサポート」、業績悪化が著しいなら、「事業再生」や「M&A」など、日本中小企業金融サポート機構のサポート内容は多彩です。

非営利団体とは、「余剰利益を分配しない団体」という意味です。たとえば一般社団法人が1億円の純利益を得たとしても、その利益を社員に分配することはできません。ただし、利益から給料を支払う分には問題ありませんし、役職報酬も支払い可能です。

一般社団法人の設立に特別な許可は不要ですし、審査などもありません。さらに設立後に行政から監督される、という噂も間違いです。また、公共の益になる事業をおこなわなければいけない、といった制限もありません。

以上のように、一般社団法人と一般企業には大きな違いはないため、一般社団法人だから信用できるというのは間違いです。

これが「公益社団法人」になると、公益性を求められますし、法人格の取得自体が困難なため、一般社団法人とはまるで異なります。しかし公益社団法人と混同されて、一般社団法人も国に認められた公益性の高い団体だと勘違いされているようです。

一般社団法人であることは、その団体の信頼性と無関係ですが、日本中小企業金融サポート機構は、関東財務局長及び関東経済産業局長から「経営革新等支援機関」としての認定を受けています。

経営革新等支援機関認定は、一定以上の中小企業サポート能力がある団体に与えられるものです。そのため、中小企業が経営問題を相談する相手としては、適しています。

資金調達プロはファクタリング会社を探す手間が省ける

資金調達プロ
サービス名資金調達プロ運営会社株式会社ラボル
審査時間最短即日審査通過率ファクタリング会社による
必要書類ファクタリング会社による入金期間最短即日
手数料ファクタリング会社による利用可能額100万円~3億円
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「資金調達プロ」は、東証プライム上場企業である株式会社セレスの100%子会社の「株式会社ラボル」が提供しているファクタリングマッチングサービスです。そのため、ファクタリング関連サービスの中でも、信頼性が高いものだと言えるでしょう。

ファクタリングは、サービスごとに条件が大きく異なるため、どのファクタリング業者を選ぶかが大事になってきます。しかしファクタリング会社は非常に多いため、1つずつ確認していくのは、並大抵の苦労ではありません。

そういう問題を解決してくれるのが、資金調達プロです。資金調達プロの公式サイトで「無料診断」を実行すると、10秒程度で、条件に合ったファクタリングサービスを紹介してくれます。

今すぐファクタリングをしたい時には、いちいちファクタリング会社の吟味などしていられないため、資金調達プロが大いに役立つでしょう。実際に、資金調達プロを使って資金繰りが改善したかどうかというアンケートでは、93%が改善したと答えています。

また、資金調達プロを利用すると、「日本政策金融公庫の融資審査を100%通す3つのコツ!」「銀行融資の審査を100%通す9つのコツ!」「エンジェル投資家から出資を受ける5つの秘訣」という合計9,800円相当のマニュアル3冊を無料で入手可能です。ただし、先着順ですので、プレゼントを受け取れない可能性もあります。

ファクタリングのTRYは全国各地の出張に対応している

ファクタリングのTRY
サービス名ファクタリングのTRY運営会社株式会社SKO
審査時間最短即日審査通過率非公開
必要書類請求書
発注書・契約書
売掛先住所・連絡先がわかるもの
通帳のコピー(3カ月分)
決算書(法人)
確定申告書(個人事業主)
印鑑証明書
入金期間最短即日
手数料3%以上利用可能額10~5,000万円
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「ファクタリングのトライ」は、2018年から始まった、まだ新しいファクタリング会社です。手数料は最低3%からで悪くはありませんが、上限値が提示されていない点に不安が残ります。

また、ファクタリングのトライは、電子契約に対応していません。そのため、ファクタリングするためには、トライに来社するか自社(自宅)まで出張してもらう必要があります。ただし、来社が難しい場合でも、日本全国どこでも出張してくれるため、契約できないという心配はいりません。

しかしトライがある東京都台東区近辺にオフィス(自宅)がない場合は、ファクタリング契約に時間がかかってしまいます。そのため、少し使いにくいファクタリング会社だと言えるかもしれません。

なお、ほかのファクタリング会社からトライに乗り換える場合は、手数料が3%割引されます。トライ利用時には、忘れずに乗り換える旨を担当者に伝えてください。

Easy factorは手数料が安く入金までが早いWEB完結ファクタリング

Easy factor
サービス名Easy factor運営会社株式会社 No.1
審査時間最短10分審査通過率非公開
必要書類決算書(直近)
請求書
通帳のコピー
入金期間最短60分
手数料2~8%利用可能額最低300万円上限なし
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人対応エリア日本全国

「Easy factor」は、前に紹介した株式会社No.1のファクタリングサービスの1つで、「オンライン特化ファクタリング」とされているものです。

Easy factorは、「CLOUDSIGN(クラウドサイン)」を使ったネット手続きに特化したファクタリングで、非常に手続きが早いという特徴があります。もしも書類が揃っていれば、最短「60分」で入金が完了するため、業界最速と言ってもよいでしょう。

また、Easy factorは、手数料も2~8%と、株式会社No.1のほかのファクタリングよりお得です。事務手数料や債権譲渡登記費用といった余分な費用もかかりません。

ただし、Easy factorを使えるのは、「法人」のみです。残念ながら、個人事業主やフリーランスは利用できません。また、最低買取金額も「300万円」から、とやや高くなっています。その代わり、買取金額に上限はありません。

原則として法人なら、株式会社No.1のほかのファクタリングサービスを使うより、Easy factorを使ったほうが得になります。個人事業主かフリーランスの方は、それぞれ株式会社No.1の利用可能なファクタリングサービスを使用しましょう。

ラボルは小規模事業者向け!少額のファクタリングに対応

ラボル
サービス名labol(ラボル)運営会社株式会社ラボル
審査時間最短60分審査通過率非公開
必要書類本人確認書類(免許証、パスポートなど)
請求書
取引を証明するエビデンス
入金期間最短60分
手数料10%利用可能額1万円以上
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「ラボル」は、資金調達プロと同じく、株式会社ラボルが提供しているファクタリングサービスです。「個人事業主」や「小規模事業者」向けのサービスで、最低利用可能額に特徴があります。

多くのファクタリング会社は、最低利用額を50万円程度に設定していて、それ以下の売掛債権は取り扱ってくれません。あまりに安い売掛債権を取り扱っても、ファクタリング会社の利益が少ないためです。

たとえば、1万円の売掛債権を10%の手数料で取引しても、ファクタリング会社の儲けは1,000円にしかなりません。これでは社員の人件費や事務所の維持費を考えると赤字になってしまいます。

しかし、ラボルは1万円の売掛債権から取り扱っています。そのため、個人事業主などにとっては、非常にありがたいサービスだと言えるでしょう。また、ファクタリング手数料以外は、振込手数料などの他の費用が一切かからないため、そういう意味でも個人事業主向きです。

マネーフォワード アーリーペイメントは2回目以降にメリット大

マネーフォワード アーリーペイメント
サービス名マネーフォワード アーリーペイメント運営会社マネーフォワードケッサイ株式会社
審査時間1週間程度(初回利用時)
2日程度(2回目以降)
審査通過率非公開
必要書類決算書一式(2期分)
残高試算表(直近)
買取希望債権のエビデンス(請求書、契約書、発注書など)
入出金明細(直近6カ月分)
入金期間5~10日(初回利用時)
最短2営業日(2回目以降)
手数料2~10%(初回利用時)
1~10%(2回目以降)
利用可能額最小50万円最大数億円
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人対応エリア日本全国

「マネーフォワード アーリーペイメント」は、法人専門のファクタリングサービスです。東証プライム上場企業の株式会社マネーフォワードの100%子会社である「マネーフォワードケッサイ株式会社」が運営しています。そのため、信用が高いファクタリング会社の1つだと言えるでしょう。

マネーフォワード アーリーペイメントは、法人専用であることからも分かる通り、信用を重視しているサービスです。そのため、初回利用時は手数料が高くなりますし、審査期間も長くかかってしまいます。

よって、1度しかファクタリングを利用しない場合は、マネーフォワード アーリーペイメントを使う意義はたいしてありません。マネーフォワード アーリーペイメントを利用する場合は、ファクタリング用の固定取引先にする気持ちで使うのが賢明です。

また、マネーフォワード アーリーペイメントは、「発注書(注文書)」によるファクタリングも受け付けています。そのため、なるべく早く資金を回収して、「レバレッジ効果(テコ)」を働かせるなど、柔軟性の高い資金運用が可能です。

三共サービスは手間はかかるが信頼性の高いファクタリング

三共サービス
サービス名三共サービス運営会社株式会社三共サービス
審査時間最短翌日審査通過率非公開
必要書類身分証明書(免許証、パスポートなど)
履歴事項全部証明書
決算書(直近2期分)
請求書
成因資料(契約書、納品書、注文書、発注書など)
通帳のコピー
小切手帳、手形帳
納税証明書
印鑑証明書
入金期間最短翌日
手数料1.5%以上利用可能額50~3,000万円
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人対応エリア日本全国

「三共サービス」は法人専用のファクタリング会社です。申込みから入金までにかかる時間がやや長く、審査に必要な書類も大量にあります。さらに原則として、売掛先への「通知」が必要ですし、「債権譲渡登記」もしなくてはいけません。

一見使いにくいファクタリングサービスのように思えますが、利用者の評判は良く、満足度のアンケートで98%という大多数からの好評を得ています。さらに三共サービスを1度利用した顧客の、経営改善率も92.7%という高い数値です。利用に手間はかかるものの、効果の高いサービスなのでしょう。

そのサービスの質を支えているのが、三共サービスの社員です。三共サービスには、元銀行員や、元ノンバンク社員が多くおり、金融のプロフェッショナルが集まっています。そのため、顧客に的確なアドバイスができて、評価が高まっているのでしょう。

三共サービスを利用すると、100万円につき1万円程度の「事務手数料」がかかります。ただし初回利用時のみ、事務手数料が無料です。ちなみに、初回というのは、他社のファクタリングも含めたものであり、1度でもファクタリング利用経験があると、特典を利用できません。

初回特典が利用できない場合でも、「乗り換えサービス」として、手数料10%割引は受けられます。三共サービスは、多少手間がかかっても、信頼性の高いファクタリング会社を使いたいという人に最適です。

三菱UFJファクターは保証型や一括型のファクタリングに対応

三菱UFJファクター
サービス名根保証ファクタリング
下請債権保全支援事業
国際ファクタリング
でんさい一括ファクタリング
診療報酬ファクタリング
運営会社三菱UFJファクター株式会社
審査時間1カ月弱(初回の診療報酬ファクタリング)審査通過率非公開
必要書類(診療報酬ファクタリング)保険医療機関指定通知書
院長の医師免許証
院長の保険医登録票
診療報酬入金口座の通帳
社保・国保宛請求金額を確認できる資料(直近2カ月分)
社保・国保の支払額決定通知書 (直近2カ月分)
確定申告書または納税証明書
納税証明書または収納済印付き法人税・所得税納付書
履歴事項全部証明書(発行後2ヵ月以内)
印鑑登録証明書(発行後2ヵ月以内)
代表者の本人確認資料(免許証、パスポート、住民票などから2つ)
入金期間1カ月弱(初回の診療報酬ファクタリング)
4営業日後(2回目以降の診療報酬ファクタリング)
手数料0.8%利用可能額非公開
2社間非対応3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「三菱UFJファクター」は、さまざまなファクタリングサービスを提供している会社です。これまでのファクタリング会社は、「買取型ファクタリング」のみを取り扱っていましたが、三菱UFJファクターはそれ以外のファクタリングも取り扱っています。

「根保証ファクタリング」は、売掛先が倒産した場合に補償を受けられる「保証型ファクタリング」です。万が一の役には立ちますが、資金調達効果はありません。

「下請債権保全支援事業」は、国土交通省が管轄する制度で、工事請負代金などへの助成を与えるものです。建設業向けの保証型ファクタリングなのですが、保証金の一部を国が助成してくれるため、下請け建設業者の負担が少なくなります。

「国際ファクタリング」海外との貿易に関する保証型ファクタリングです。海外企業からの売掛債権を三菱UFJファクターと、海外のファクタリング会社が保証してくれます。

「でんさい一括ファクタリング」は、㈱全銀電子債権ネットワークが提供している「でんさい」を使った「一括型ファクタリング」です。買取型ファクタリングとは違って、債権者ではなく、売掛先が手形の代わりに利用します。

三菱UFJファクターが取り扱っている買取型ファクタリングは、「診療報酬ファクタリング」です。これは必要書類がかなり多く、初回契約に時間もかかります。しかし、手数料は「0.8%」となっており、業界最安水準です。

企業としての信頼性も非常に高いため、医療事業者が使うファクタリングとしては、三菱UFJファクターは優れています。

>> 三菱UFJファクターの公式サイト

トップマネジメントは助成金と組み合わせたファクタリングが魅力

トップマネジメント
サービス名2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
ゼロファク
ペイブリッジ
運営会社株式会社トップ・マネジメント
審査時間最短30分審査通過率非公開
必要書類本人確認書類
請求書
昨年度の決算書
直近7ヶ月の入出金明細
入金期間最短即日
手数料3.5~12.5%(2社間ファクタリング、3社間ファクタリング)
0.5~12.5%(ゼロファク、ペイブリッジ)
利用可能額最大3億円(総額)
売掛先1社に対して最大1億円まで
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「トップマネジメント」は、珍しいタイプのファクタリングサービスを提供している会社です。「2社間ファクタリング」「3社間ファクタリング」は、一般的なものと変わりありませんが、助成金とファクタリングを一体化した「ゼロファク」も存在します。

ゼロファクは、ファクタリングと同時に「助成金申請」をおこなうシステムです。助成金を受給できれば、ファクタリングだけをやるよりも経営状況に余裕が生まれるため、画期的なシステムだと言えるでしょう。さらにゼロファクでは、ファクタリング手数料が最大10%優遇される上に、助成金受給に必要な顧問料も無料になります。なお、上の表の手数料は、10%の優遇措置がおこなわれる前の情報です。

「ペイブリッジ」は、広告・IT業界専用のファクタリングサービス。審査完了まで、最速3分という驚異的なスピードで、手続きもすべてオンライン上でおこなえます。

さらに請求書ではなく、「見積書」や「発注書」でもファクタリング可能です。ただし、請求書以外でファクタリングする場合、売掛先が月商500万円以上で、なおかつ創設から半年以上経っている企業でなくてはいけません。

また、普通のファクタリング会社は、銀行の営業時間内しか入金をしてくれませんが、トップマネジメントの場合は、銀行の取引時間外でも着金可能です。

>> トップ・マネジメントの公式サイト

OLTAクラウドファクタリングはAI審査を取り入れ手数料削減

OLTAクラウドファクタリング
サービス名OLTAクラウドファクタリング運営会社OLTA株式会社
審査時間1営業日以内審査通過率非公開
必要書類本人確認書類(免許証、パスポートなど)
確定申告書
請求書
通帳のコピー(4カ月分)
入金期間最短即日
手数料2~9%利用可能額無制限
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「OLTAクラウドファクタリング」は、個人事業主や中小企業向けのファクタリングサービスです。累計事業者数1万、累計申し込み金額900億円と、多くの人がOLTAを利用しています。

OLTAは、AI審査を取り入れているのが特徴です。AIによって人件費が削減されているためか、2社間ファクタリングとしては、かなり安い手数料になっています。そのため、個人事業主や中小企業が2社間ファクタリングをおこないたいなら、OLTAはおすすめです。

また、OLTAのファクタリングには下限設定がありません。少額の売掛債権でもファクタリングができるため、そういった意味でも個人事業主に適しています。

anewは法人専用!2社間向きのAI審査ファクタリングサービス

anew
サービス名anewクラウドファクタリング運営会社OLTA株式会社
審査時間1営業日以内審査通過率非公開
必要書類本人確認書類(免許証、パスポートなど)
確定申告書
請求書
通帳のコピー(4カ月分)
入金期間最短即日
手数料2~9%利用可能額上限なし
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人対応エリア日本全国

「anewクラウドファクタリング」は、OLTAクラウドファクタリングと同じ会社が運営しているファクタリングサービスです。基本的なサービス内容はOLTAと同じですが、こちらは「法人専用」のファクタリングとなっています。

法人で2社間ファクタリングをおこないたいなら、anewがおすすめです。とりあえず見積り結果を見て、手数料の確認をするとよいでしょう。

GMOBtoB早払いは譲渡禁止債権もファクタリングできる

GMOBtoB早払い
サービス名GMOBtoB早払い(スポットタイプ)
GMOBtoB早払い(継続タイプ)
運営会社GMOペイメントゲートウェイ株式会社
審査時間最短2営業日審査通過率非公開
必要書類決算書(2期分)
審査依頼書
取引に関するエビデンス(請求書、見積書、発注書)
入金期間最短2営業日
手数料1.5~10%(スポットタイプ請求書)
2.5~12%(スポットタイプ注文書)
1~10%(継続タイプ請求書)
2~12%(継続タイプ注文書)
利用可能額300万円~1億円(スポットタイプ)
100万円~1億円(継続タイプ)
2社間対応可能3社間対応可能
対象者法人対応エリア日本全国

「GMOBtoB早払い」は、法人専用のファクタリングサービスです。運営している「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」は、東証プライム市場の上場企業のため、非常に信頼性が高くなっています。利用者からの評価も高く、リピート率は驚異の86%です。

GMOBtoB早払いには、「スポットタイプ」と「継続タイプ」の2種類があります。スポットタイプは、ファクタリングが必要になったら、その都度契約する方法です。よけいな面倒はありませんが、最低利用額が300万円で手数料も高くなってしまいます。

「継続タイプ」は1年契約でファクタリングをおこなう方法です。最低2回の取引は必要ですが、手数料も利用可能額もスポットタイプより優れています。

GMOBtoB早払いでは、「注文書」によるファクタリングも利用可能です。最高で6カ月先の売掛債権まで取引できます。ただし請求書によるファクタリングよりも、注文書によるファクタリングの方が手数料は高額です。

GMOBtoB早払いはファクタリング会社としては珍しく、「譲渡禁止債権」も取り扱っています。そのため、譲渡禁止債権をファクタリングしたいなら、まずGMOBtoB早払いを使ってみましょう。

ウィットは入金まで最短2時間!売掛債権の現金化サイクルが早い

ウィット
サービス名ウィット運営会社株式会社ウィット
審査時間最短2時間審査通過率非公開
必要書類身分証明書
請求書など
通帳のコピー
入金期間最短2時間
手数料非公開利用可能額規定なし
2社間対応可能3社間非対応
対象者法人、個人事業主、フリーランス対応エリア日本全国

「ウィット」は、個人事業主や中小企業に特化したファクタリングサービスです。そのため、利用可能額の下限設定もなく、少額から利用できます。薄利多売をモットーとしているのか、売掛債権の現金化スピードが非常に早く、最短2時間で入金可能です。

ウィットの利用者にアンケートを取ったところ、94%という高い満足度が記録されています。また、ウィットはファクタリング事業以外にコンサルティング事業もおこなっているため、ファクタリングのついでに、経営に関するコンサルティングを受けることも可能です。

ファクタリング会社の選び方!個人・法人によって変わる

ファクタリングの選び方のフローチャート図

ファクタリングを提供している会社は無数にあります。そのため、いざファクタリングをしようと思っても、どの会社を選べばよいのか、戸惑ってしまうかもしれません。そういう場合、次のようなポイントに注意してファクタリング会社を選ぶと、自社(自分)にあったサービスを見つけやすいでしょう。

  • 法人用なのか個人事業主用なのか
  • 手数料が相場と比べて高くないか
  • 2社間ファクタリングと3社間ファクタリングのどちらを使えるか

では、ファクタリング会社の選び方について、詳しく見ていきましょう。

法人と個人事業主のどちらを対象にしているサービスなのか

ファクタリングサービスには、利用可能な「属性」が決まっている場合があります。そのため、最初に自分が利用できるサービスなのかどうかを確認しなければいけません。自分が「法人」「個人事業主」の2つのどれに該当するかによって、利用できるファクタリングサービスが決定されます。

大手のファクタリング会社は安定性を求めているために、信用の高い「法人」の客としか取引しないところが少なくありません。逆に中小のファクタリング会社は、大手ファクタリング業者のスキをついて個人事業主ファクタリングを提供していることが多くなっています。

「フリーランス」に関しては、取り扱っているファクタリング会社がほとんどありません。ごく少ないファクタリングサービスから選んで利用しなければいけないでしょう。

※ 開業届を出しているなら個人事業主、出していないならフリーランスの扱いになります

ファクタリング手数料の相場は2~20%が目安

ファクタリング利用時に重要なのは、「手数料」です。ただでさえファクタリングは、銀行融資よりも費用面では不利なのですから、なるべく手数料が安いサービスを使いたいところです。利用するファクタリングサービスの手数料が安いかどうかを知るためには、ファクタリング手数料の「相場」を知っておくと便利でしょう。

そこで、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」のそれぞれについて、一般的なファクタリング手数料相場を紹介しておきます。

取引形態手数料目安
2社間ファクタリング5~20%
3社間ファクタリング2~12%

手数料の幅が大きいのは、ファクタリング手数料がさまざまな要因によって変わるためです。まず売掛先の「信用」が低いほど手数料が高くなってしまいます。売掛先の信用が低すぎると、そもそもファクタリング契約自体ができません。

また、売掛債権の「支払期日」が遠いほど手数料が高くなります。これは、資金回収までの日数が多いほど、ファクタリング会社にとって不測の事態が起こるリスクが高まるためです。

この表の目安よりも手数料が高い場合、おすすめできるファクタリングサービスとは言えません。ほかの業者に断られていたり、すぐに現金が欲しくて選択する余裕がない時以外は使わない方がよいでしょう。

基本的に手数料は安いほうが良いのですが、手数料が目安よりも大幅に安い場合にも注意してください。じつはファクタリングではなく「金銭貸借契約」だったり、ファクタリングを使った「詐欺業者」だったり、なにかしらの危険性が疑われます。

ファクタリングの契約は2社間と3社間で選ぶ

2社間ファクタリングは、「自社(自分)」と「ファクタリング会社」の2社だけでおこなうファクタリングです。3社間ファクタリングの場合は、2社に加えて「売掛先企業」が参加します。具体的な2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いは、次のようになっています。

取引形態2社間ファクタリング3社間ファクタリング
現金化速度早い(数時間~数日程度)普通(数日~数週間程度)
審査通過率普通高い
手数料普通2社間より安い場合が多い
売掛先への通知業者の任意だが通常は通知されない通知が必要不可欠
売掛金の支払先自社(自社があらためてファクタリング会社に支払をする)ファクタリング会社が直接受け取る

では、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの特徴について、さらに詳しく見ていきましょう。

2社間ファクタリングは入金速度が早く売掛先にバレない

2社間ファクタリング 図解

2社間ファクタリングのメリットは、申込みから売掛債権が現金化されるまでの時間が短いことです。WEB完結型のファクタリングサービスなら、最速で「数時間」で現金化できるようなものまで存在しています。そこまでいかなくても、即日入金されるファクタリングサービスは珍しくありません。

また、2社間ファクタリングには、取引先にファクタリングをしたことを知られないですむというメリットもあります。ファクタリングをした事実が知られると、「資金繰りに苦労しているのか?」と取引先からの評価が下がりかねません。しかし2社間ファクタリングなら、ファクタリング会社とだけの取引で完結するために、売掛先との関係を変えずにすみます。

ただし、売掛先に「債権譲渡通知」を出さないで留保してくれるというのは、ファクタリング会社がやっているサービスのようなものです。ファクタリング会社によっては、債権譲渡通知を取引先に出してしまいます。そのため、取引先にバレずにファクタリングをしたい場合、ファクタリングの契約書に「債権譲渡通知項目」がないかをチェックしてみてください。

また、売掛金の支払日後の弁済日に、ファクタリング会社への支払をしなかった場合は、契約違反のため、債権譲渡通知が取引先に出されてしまうことがあります。そのため、取引先にバレずにすますためには、ファクタリング会社への入金を遅らせてはいけません。

ほかにファクタリング契約時に、「債権譲渡登記」が必要な場合も注意してください。債権譲渡登記とは、売掛債権の権利者が変わったことを保証してもらうため、法務局でおこなう手続きです。債権譲渡登記をおこなうことによって、ファクタリング会社は貸し倒れリスクを低減できます。

しかし債権譲渡登記は、法務局に行けば確認できるため、ファクタリングをしたことが取引先に知られてしまう可能性もなくはありません。とはいえ、わざわざ法務局に行って定期的に債権の状態を確認する人はほとんどいないため、債権譲渡登記によってバレてしまう可能性はあまりないでしょう。

3社間ファクタリングは手数料が安く審査通過率も高い

3社間ファクタリング 図解

3社間ファクタリングは、取引先の「同意」が必要なファクタリングです。そのため、売掛債権を現金化する速度は2社間ファクタリングに劣ります。しかし、ファクタリング会社からすれば、3社間ファクタリングは二重譲渡詐欺や架空債権詐欺を避けられるため、低リスクです。

そのため、一般的には3社間ファクタリングは2社間ファクタリングよりも「手数料」が安く設定されます。同様にファクタリング会社にとって低リスクであるために、ファクタリング利用時の審査通過率も3社間ファクタリングのほうが上です。

あらかじめ取引先からファクタリングの同意を取り付けられるなら、売掛債権の現金化にかかる時間もかなり縮められます。そのため、取引先にバレることが気にならず、取引先の同意を得られる環境があるなら、3社間ファクタリングを選んだほうが得になるケースが多いでしょう。

安全なファクタリングを利用するための注意点

ファクタリングは日本ではまだ馴染みの薄いシステムのため、利用者の理解度が高まっていません。そのため、ファクタリングを悪用して稼ごうとする悪徳業者も存在します。こういった悪徳業者に騙されずに安全にファクタリングをしたいなら、次のようなポイントに注意してみてください。

  • 償還請求権が付いているファクタリングは利用しない
  • 給与ファクタリングは利用しない
  • 売買契約になっていることを確認する

では、ファクタリング利用時の注意点について、詳しく見ていきましょう。

償還請求権が付いているとファクタリングではない

「償還請求権」が付いているファクタリングサービスは、利用すべきではありません。償還請求権が付いている場合、売掛金が不払いになった時に自社に支払義務が発生します。

もちろん取引先が潰れなければ、償還請求権が付いていても何も問題はありません。しかし万が一の事態が発生した場合は、ファクタリング会社に手数料を支払った上に、売掛債権の分の入金もなくなります。これは、会社にとって大きな負担です。

そもそも償還請求権付きのファクタリングというものは、存在しません。償還請求権が付帯している場合、その契約は売買契約である買取型ファクタリングではなく、金銭貸借契約になります。

ただし、ファクタリングではなく、お金を借りるのだと理解した上でそのサービスを使うのならかまいません。しかしその場合も、ファクタリング会社が「貸金業者登録」をしているか確認する必要があります。ファクタリングではなく融資をおこなうためには、貸金業者として登録する必要があるからです。

貸金業者登録の確認は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで簡単におこなえます。また、ファクタリングではなく融資の場合、手数料も「利息制限法」の規定内にしかできません。細かい数値は述べませんが、30日分の利用料金が2%を超えているようなら違法業者ですから、利用しないようにしましょう。

給料ファクタリングはファクタリングではない

給料ファクタリング」とは、会社員に支払われるはずの「給料」を売掛債権とみなしておこなうファクタリングです。一時期非常に流行しましたが、現在では、まず利用されていません。なぜなら、金融庁が給与ファクタリングは貸金業に相当するという見解を出しているためです。

貸金業なのですから、貸金業登録をしていないとサービスを提供できません。この時点で、ほとんどのファクタリング会社はサービスを提供不可能になります。貸金業登録せずに給与ファクタリングをしているのなら違法業者ですから利用してはいけません。実際、給与ファクタリング関連で検挙されたファクタリング会社が、いくつも存在しています。

勘違いされがちですが、給与ファクタリング自体は違法ではありません。正規の貸金業者が利息制限法の範囲で給与ファクタリングをやっているのなら、利用しても大丈夫です。

なお違法に当たるファクタリングについてはファクタリングは違法?違法取引の事例や違法業者の特徴の記事にて詳しく解説しています。

ただし、手数料を利息制限法内に納めようとすると、業者がリスクに見合った利益を出すのは難しくなります。そのため、まともな業者は給与ファクタリングから撤退済みです。よほど信頼できる業者を知っているのでなければ、給与ファクタリングは使わないほうが無難でしょう。

ファクタリングの契約書で売買契約になっていることを確認する

ファクタリングは売掛債権の売買契約です。しかしファクタリングサービスを名乗っておきながら、売買契約ではなく、「金銭貸借契約」をしようとする悪徳業者も存在します。これまでの事例と同じく、融資ならば貸金業者登録が必要ですし、利息制限法の範囲内でしか手数料を取れません。

しかしファクタリングの名を騙って、貸金業者登録もせず、利息制限法も無視して取引をする悪徳業者も存在します。こういった悪徳業者に騙されないよう注意してください。

ファクタリングに関するよくある質問

ファクタリングを初めて利用する方に多い質問を下記にまとめました。取り立ての不安はあるのか?審査なしのファクタリングがあるのか?それぞれ気になる方はチェックしてみてください。

ファクタリングの支払いが遅れると取り立てはありますか?

ファクタリング会社への未払いによって取り立てがあるかどうかは、自社が未払いをおこなう原因によって変わります。

まず、支払期日になっても取引先が自社に売掛金を支払わない場合。このケースでは、売掛金の回収責任はファクタリング会社に移ります。そのため、取り立てを受けることはありません。もしも取り立ててくるなら違法行為ですから、警察なり弁護士なりに相談してください。

ただし、自社もファクタリング会社が売掛金を回収するのに協力する義務は負っています。取引先の情報をファクタリング会社に伝えたり、取引先に売掛金を支払うように促したりはしなくてはいけません。

次に、売掛金が自社に支払われているのにも関わらず、ファクタリング会社への支払をおこなわない場合。このケースでは、取り立てを受ける可能性は大いにあります。そもそも、ファクタリング契約を結んだ時点で、ファクタリング会社と「回収委託契約」をしているため、ファクタリング会社への不払いは「違法行為」です。「横領罪」や「業務上横領罪」で起訴されるおそれまであります。

さらに、支払期日が遅れると、ファクタリング会社に「遅延損害金」の支払もしなくてはいけません。多くのファクタリング契約では、年率14.6%程度の金利で遅延損害金が発生します。そのため、売掛金が入ったら、必ず期日通りにファクタリング会社への支払をしなくてはいけません。

なお、原因が売掛先にあった場合でも、自社にあった場合でも、期日通りにファクタリング会社への支払いがおこなわれなかった時点で、売掛先に通知が行き、ファクタリングをした事実を知られてしまいます。

審査なしのファクタリングはありますか?

審査なしで利用できるファクタリングはありません。なぜなら、ファクタリング契約では、ファクタリング会社が売掛先の倒産リスクを背負うためです。売掛先の審査もせずに売掛債権を買い取るのは、ファクタリング会社にとって危険度が高すぎるため、必ず売掛先や提出書類の審査をおこないます。

もしも審査なしのファクタリングサービスが存在するなら、そのサービスを提供しているのは間違いなく悪徳業者です。たとえば暴力団にツテがあって、強制的に資金回収ができるなら、審査なしでファクタリングをおこなうこともありえます。

いずれにせよ、審査なしでファクタリングをする会社はまともではないため、決して利用してはいけません。

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