個人事業主のファクタリングおすすめランキングTOP10【2022年最新】

個人事業主ファクタリングの人気ランキングTOP10

ファクタリングとは、「売掛債権」を業者に譲渡(売却)して「現金」を得るものです。非常に便利なシステムですが、法人専用で「個人事業主」では利用できないファクタリングサービスや、個人事業主が使おうとすると利用料金が高くなってしまうファクタリングサービスが多くあります。

この記事で紹介するのは、個人事業主に人気のファクタリングトップ10についてです。ほかに、個人事業主がファクタリングを選ぶ際のポイントや、個人事業主がファクタリングを使う「メリット」や「デメリット」についても解説します。

目次

個人事業主におすすめのファクタリング人気ランキング10選

ファクタリング個人事業主の人気ランキング10選

個人事業主に人気があるファクタリングサービスは、次の10社です。

では、個人事業主向けのファクタリング業者を、人気1位から順番に見ていきましょう。

おすすめ1位:ビートレーディングは毎月の契約件数が800件超える

ビートレーディング
サービス名ビートレーディング
運営会社株式会社ビートレーディング
審査時間最短30分審査通過率98%
必要書類売掛債権に関する資料(請求書、注文書など)
通帳のコピー(表紙付き2カ月分)
入金期間最短5時間
手数料2%~9%程度(3社間ファクタリング)
4%~12%程度(2社間ファクタリング)
利用可能額無制限
2者間対応可能3者間対応可能(入金まで2~4日かかる)
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「ビートレーディング」は、月間契約数が800件以上という大人気のファクタリングサービスです。2012年創業ですが、すでにファクタリング取り扱い件数は3.7万件以上あり、累計取り扱い金額も900億円を超えています。

ビートレーディングの拠点は、仙台、東京、大阪、福岡の4所にあるため、日本全国どこからの依頼でも迅速に対応可能です。ただしビートレーディングでは「オンライン完結型」のファクタリングサービスも提供しているため、必ずしもサービス拠点に行く必要はありません。

一般的なファクタリング業者が取り扱っているファクタリング対象は、「法人」の売掛債権だけです。個人事業主とファクタリングをする場合でも、契約に使う売掛債権を出しているのが「個人事業主」である時は、契約してくれません。 しかしビートレーディングの場合、個人事業主が出している売掛債権でもファクタリングできることがあります。

もちろん、実際に契約できるかどうかは、売掛債権の質次第です。しかし個人事業主が出している売掛債権も扱う(可能性がある)というのは、ビートレーディングの特異な点だと言えます。

>> ビートレーディングの公式サイト

ビートレーディングの特殊なファクタリング

ビートレーディングでは、次のような特殊なファクタリングも取り扱っています。

  • 注文書ファクタリング
  • 介護報酬ファクタリング
  • 診療報酬ファクタリング

通常、ファクタリングで使う書類は、取引先企業に出す「請求書」です。しかしビートレーディングの場合、「注文書」でのファクタリングも取り扱っています。 請求書は、仕事が終わってから出すものですが、注文書は仕事に取り掛かる際に出すものです。

そのため、「注文書ファクタリング」を利用すれば、請求書ファクタリングを使うよりも早い段階で現金を手に入れられます。たとえば、大きな仕事を打診されたが、当座の資金が足りなくて人や材料を集められそうもない、といった時には、注文書ファクタリングが大きな力を発揮するでしょう。

介護もしくは医療の仕事をしている場合、報酬は要介護者や患者からもらう料金だけではありません。保険団体などからも「介護報酬」や「診療報酬」をもらえます。しかしこれらの報酬は、仕事をしてから2~3月経たないと受け取れません。

ビートレーディングでは、この数カ月後に保険団体などから支払われる「(介護・診療)報酬」を売掛債権として、ファクタリングできます。もちろん、毎月報酬のファクタリングをしていると、手数料の分だけ報酬が目減りしてしまいますが、急な出費に備える場合には有効な手段です。

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おすすめ2位: トップ・マネジメントは45,000件以上の買取実績

トップ・マネジメント
サービス名トップ・マネジメント運営会社株式会社トップ・マネジメント
審査時間最短30分審査通過率非公開
必要書類事業主の本人確認書類
売却希望(売掛金)の請求書
昨年度の決算書
直近7ヶ月の入出金明細
入金期間最短即日
手数料3.5~12.5%程度利用可能額最大3億円
2者間対応可能3者間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「トップ・マネジメント」は、10年で45,000件以上の買取実績を持っている人気あるファクタリングサービスです。「東京商工会議所」に加盟、国際規格の「ISO27001」で厳重に個人情報を取り扱うなど、信頼性も高いファクタリングサービスとなっています。

トップ・マネジメントでは、オンライン契約でのスピーディーな資金調達に対応していますし、「Zoom」や「Meet」を使ったオンライン面談も可能です。ファクタリングの代金も、銀行振り込みだけでなく、直接「デリバリー」もしてくれるなど、柔軟性の高いサービスを提供しています。

また、トップ・マネジメントには、「ゼロファク」「ペイブリッジ」という2種類のファクタリングサービスも存在。 ゼロファクは、ファクタリングといっしょに「助成金申請」ができるものです。ゼロファクには、手数料が最大10%優遇されたり、助成金受給を手助けしてくれる顧問の月額顧問料を無料にしてくれたり、といったさまざまなサービスが用意されています。

ペイブリッジは、「広告業界」に特化したサービスです。利用できる状況は限定されてしまいますが、「最速3分で審査が終わる」「最短2時間で入金可能」などのメリットがあります。

>> トップ・マネジメントの公式サイト

おすすめ3位:QuQuMoはトップクラスに入金速度が早い

QuQuMo
サービス名QuQuMoオンライン運営会社株式会社アクティブサポート
審査時間最短30分審査通過率非公開
必要書類請求書
通帳
入金期間最短2時間
手数料1%以上利用可能額制限無し
2者間対応可能3者間非対応
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「QuQuMoオンライン」は、申込みから入金までの「速度」に定評があるファクタリングサービスです。「最短2時間」という驚異的な早さで、売掛債権の現金化が完了します。

QuQuMoでは、素早い契約を可能とするために、さまざまな条件が簡略化されており、「必要書類」は2種類しかありません。「面談」も不要です。 さらに「債権譲渡登記」も必要ありません。多くのファクタリング業者は、リスク回避のために債権譲渡登記を必要条件としていますが、QuQuMoでは債権譲渡登記を省いて取引の速度と、顧客の利便性を向上させています。

なお、QuQuMoとの契約締結は、「クラウドサイン」でおこなわれるため、安心です。クラウドサインは、「弁護士ドットコム」が監修しているサービスで、安全性の高い電子契約を実現しています。実際に契約締結業界では、その信頼性の高さからクラウドサインが80%以上のシェアを誇っているほどです。

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おすすめ4位:Mentor Capitalは顧客満足度が92%以上を誇る

Mentor Capital
サービス名Mentor Capital運営会社株式会社 Mentor Capital
審査時間最短30分審査通過率非公開
必要書類本査定申込書(Mentor Capitalから送られる)
売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(表紙付3ヶ月分)
入金期間最短翌日
手数料5~20%利用可能額30万円~1億円
2者間対応可能3者間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「Mentor Capital」は、顧客満足度が92%を超えている人気の高いファクタリングサービスです。「債務超過」「税金滞納」や「赤字決済」といった致命的な問題を抱えていて、信用の低い企業でも、Mentor Capitalのファクタリングを利用することができます。

ただしMentor Capitalで受け付けている売掛債権は、法人のものだけで個人が出している売掛債権に対応していません。また、原則としては債権譲渡登記も不要ですが、売掛債権の状態によっては必要になる場合もあります。

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おすすめ5位:アクセルファクターは専属の担当者がサポート

アクセルファクター
サービス名アクセルファクター運営会社株式会社アクセルファクター
審査時間最短1時間審査通過率非公開
必要書類請求書
身分証明書
通帳
入金期間最短3時間
手数料2~20%利用可能額30万円~1億円
2者間対応可能3者間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

アクセルファクターは、ネクステージグループに関連したファクタリングサービスです。アクセルファクターでは、「対面」「郵送」「オンライン」のどの方法でも契約ができます。入金速度も早く、即時入金される利用者が全体の50%以上です。

たいがいのファクタリング業者は、顧客が複数のファクタリング会社を使うことを許容していますが、アクセルファクターは、ほかのファクタリング業者との「併用」を認めていません。ただし、「乗換」は認めているため、ほかの業者のファクタリング契約を完了してからアクセルファクターを利用することは可能です。

また、アクセルファクターの場合、顧客ごとに専属の「担当者」がついてファクタリング手続きのサポートをしてくれます。そのため、スムーズに契約できますし、ファクタリングについての疑問を聞くことも可能です。

>> アクセルファクターの公式サイト

おすすめ6位:BIZパートナーは24時間いつでもファクタリングの相談可能

BIZパートナー
サービス名BIZパートナー運営会社BIZパートナー株式会社
審査時間最短即日審査通過率非公開
必要書類法人会社謄本(履歴事項証明書2通)
法人印鑑証明書 (3通)
個人印鑑証明書
身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
取引先との基本契約書
成因資料(注文書・契約書・発注書・納品書・請求書など)
入出金の通帳・当座照合表(過去3~6か月分)
納税証明書
入金期間最短即日
手数料非公開利用可能額10万円~1億円
2者間対応可能3者間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「BIZパートナー」は、「24時間体制」で相談を受け付けているファクタリングサービスです。そのため、急な出費が起こっても、BIZパートナーを知っていれば余裕を持って対応できます。

BIZパートナーでは、債権譲渡登記を原則必要としていますが、登記できない理由があれば、登記無しでのファクタリングも不可能ではありません。取引先企業に債権譲渡を知られるリスクを抑えたい、といった理由がある場合は担当者に相談してみてください。

また、 BIZパートナーでは、前の項目で紹介した「介護報酬ファクタリング」「診療報酬ファクタリング」に加えて、「調剤報酬ファクタリング」も利用可能です。調剤報酬ファクタリングは、対象が薬剤師になるだけで、基本的な意味合いは診療報酬ファクタリングなどと似ています。BIZパートナーによると、こうした信頼性の高い債権でファクタリングする場合は、審査通過率がほぼ100%になるそうです。

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おすすめ7位:えんナビは簡単査定ですぐに買取金額を算出してくれる

えんナビ
サービス名えんナビ運営会社株式会社インターテック
審査時間最短即日審査通過率非公開
必要書類商業登記謄本
印鑑証明書
決算書の写し
売掛先との契約書
入金期間最短即日
手数料5%以上利用可能額50万円~5,000万円
2者間対応可能3者間対応可能
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「えんナビ」は、顧客満足度が93%を超えるファクタリングサービスです。土日祝日関係なく24時間いつでもファクタリングの相談に対応しています。

また、えんナビのサイトには、「法人か否か」「必要金額」などを入力できるフォームがあり、それを埋めていくだけで「簡単査定」をしてもらえます。簡単査定を使うと、自分の売掛債権がいくらぐらいで売れるのか分かって便利です。無論、査定してもらったとしても、契約しなければいけない義務はありません。細かい手数料などが気になる場合は、1度査定してみるとよいでしょう。

>> えんナビの公式サイト

おすすめ8位:ペイトナーファクタリング(旧:yup先払い):AI審査で手続きが簡略化

ペイトナーファクタリング(旧yup 先払い)
サービス名ペイトナーファクタリング運営会社ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
審査時間最短10分審査通過率非公開
必要書類請求書入金期間最短10分
手数料10%利用可能額1万円~25万円(利用回数で上限上昇)
2者間対応可能3者間非対応
対象者個人事業主、フリーランス対応エリア日本全国

「ペイトナーファクタリング」は、個人事業主とフリーランス向けのファクタリングサービスです。それだけに利用可能額が1~25万円と非常に少なく設定されています。ただしこの金額は初めてペイトナーファクタリングを利用する顧客向けのものです。複数回利用すると、だんだんと利用可能な上限額が上がっていきます。

ペイトナーファクタリングでは、「AI審査」を導入しているため、スピーディーな取引が可能です。しかしその半面、ペイトナーファクタリングの手数料は一律10%と固定されてしまっています。ほとんどのファクタリングサービスでは、売掛債権の「信用度合い」や債権額の「大きさ」によって手数料に割引がされるため、ペイトナーファクタリングは手数料設定がお得なサービスだとは言えません。

しかしペイトナーファクタリングの場合は、手数料の吟味を省くことで手続きが簡略化され、素早い契約ができるようになっているのです。 ペイトナーファクタリングで求められる書類は、請求書ぐらいで、面倒な事業計画書などは提出する必要がありません。請求書のPDFを公式サイトにアップロードするだけで、すぐにファクタリングが進んでいきます。

>> ペイトナーファクタリングの公式サイト

おすすめ9位:PayTodayはAI審査で入金の早さと手数料の安さを両立

PayToday
サービス名Pay Today運営会社Dual Life Partners株式会社
審査時間最短15分審査通過率非公開
必要書類代表者の本人確認書類
売却する対象の請求書
直近6カ月以上の入出金明細
昨年度の決算書
入金期間最短30分
手数料1~9.5%利用可能額10万円以上で上限なし
2者間対応可能3者間非対応
対象者法人、個人事業主対応エリア日本全国

「Pay Today」もAI審査を取り入れているファクタリングサービスです。Pay Todayでは、AI審査で人件費が省けていることを顧客に還元していて、ファクタリング業界でもトップクラスの安い手数料設定になっています。

また、一般的にはファクタリング業者が扱うのは支払日が45日以内の売掛債権です。しかしPay Todayは最大で90日後の売掛債権までファクタリングしてくれます。

たいがいのファクタリングサービスは、対面で契約しても費用はかかりません。しかしPay Todayの場合は、出張料金の「実費」と「事務手数料」として3万円の費用がかかってしまうため、注意してください。

また、Pay Todayでは、債権譲渡登記は不要です。

>> PayTodayの公式サイト

おすすめ10位:TRYは他社からの乗り換えにおすすめ

TRY
サービス名TRY運営会社株式会社SKO(ファクタリングのTRY)
審査時間最短即日審査通過率非公開
必要書類請求書
契約書
通帳
決算報告書
入金期間最短即日
手数料5%~利用可能額10万円~5,000万円
2者間対応可能3者間非対応
対象者法人、個人事業主対応エリア全国対応

「TRY」は、年中無休でファクタリングの申込みを受け付けているサービスです。ほかのファクタリングサービスからの「乗換」を推奨していて、乗換した際には手数料に優遇措置を受けられます。また債権譲渡登記をしなくても利用できるのも、TRYの良いところです。

さらにTRYは、「コンサルティングサービス」もおこなっています。ただファクタリングをするだけでは、資金繰りが行き詰まってしまうこともあるため、ファクタリングと同時にコンサルティングも受けるのは、賢い手段です。

>> TRYの公式サイト

個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイント

個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイント

個人事業主がファクタリング業者を選ぶ時は、次のようなポイントに気をつけてみてください。

  • 手数料が安い
  • 申込みから入金までに時間がかからない
  • 手続きが簡単

では、ファクタリングサービスの選び方について、詳しく見ていきましょう。

ファクタリングに必要な手数料が安いサービスが良い

ファクタリングは、予定より1カ月から半年程度早く現金を得られる便利なものです。しかしその代わりに、ファクタリング業者に「手数料」を取られてしまいます。つまり、手数料の分だけ本来得られるはずだった利益が目減りしてしまうのです。そのため、ファクタリングサービスを選ぶ大事な要素が、なるべく手数料が「安い」ことになります。

ただし、ほとんどのファクタリングサービスで、手数料は固定ではありません。ファクタリングする売掛債権の「金額」が大きいと、業者の儲けも大きくなるため、手数料を値引きしてくれる傾向があります。また、売掛債権を出している取引先企業の信用が高いと、ファクタリング業者のリスクが減るため、手数料が安くなりがちです。

逆に言えば、少ない金額のファクタリングや、潰れそうな会社の売掛債権では、手数料が高くなってしまいます。安全な債権では大きく割引高リスクな債権では、手数料を高く取るファクタリング業者。債権のリスクと手数料にそれほど大きな関連性を付けない業者など、さまざまな特徴を持ったファクタリング業者がいるため、売掛債権の金額と信用度によってファクタリング業務を買えると、より利益が大きくなります。

再度利用すると手数料が下がるサービスもあるため複数回利用時も考慮したい

ファクタリング業者の中には、「何度も使って」お得意様になると、手数料を安くしてくれるところも存在します。そのため、最初の手数料だけでファクタリング業者を決めると、長い目で見ると損をしかねません。

ファクタリングは、1度だけではなく何度か使ってキャッシュフローを改善させるのが普通です。そのため、将来的に必要になる手数料まで合わせて考えて、どのファクタリングサービスの手数料が1番使いやすいかを決めなくてはいけません。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで手数料が違う場合がある

「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の両方を使えるファクタリングサービスの場合、ファクタリングのタイプによって手数料が違うことがあります。その場合、2社間ファクタリングのほうが手数料が高いのが普通です。3社間ファクタリングは、取引先企業の同意が必要になります。その分、ファクタリング業者にとって不良債権化するリスクが下がるため、手数料を値引きしてもらえるのです。

とはいえ、安いから3社間ファクタリングを選べばよいかというと、そうとも言えません。取引先企業の同意が必要ということは、取引先企業に売掛債権を売ることがバレてしまうということです。そのほか、3社間ファクタリングの方が入金されるまでに時間がかかってしまうというデメリットもあります。

手数料の上限が明示されているファクタリングサービスだと安心

ファクタリングの手数料は、手数料の下限だけが表示されていることが珍しくありません。手数料の「上限」表示がないため、最終的に手数料が何%になるかわかりません。個人事業主がこういったファクタリング業者を使うと、とんでもない高額な手数料を要求されることがあるので、注意が必要です。

そのため、「2~10%」といったように、下限だけでなく上限も表示してあるファクタリングサービスの方が安心して利用できます。もちろん、上限を書いていないファクタリング業者がすべて、個人事業主に高額な手数料を押し付けてくるわけではありません。しかし、そういう危険性もあるということは知っておいてください。

また、サイトにある手数料表示は、あくまで「基準」だという点にも注意が必要です。実は、売掛債権の状態によっては、この表示の上限を超えた手数料設定になってしまうこともあります。

申込みから入金までが早いファクタリング業者を知っていると便利

ファクタリングの利用方法として効率的なのは、急に手元資金が足りなくなった場合の「一時しのぎ」としてです。そのため、申し込んでから実際にお金を手に入れられるまでのタイムがとても大事になってきます。

たとえば、ファクタリング即日入金してくれるファクタリングサービス会社を知っていれば、たいていの急場はしのげるでしょう。

お金に困ってから適切なファクタリング業者を探すのは大変ですので、そこまで困っていない状態で、1度ファクタリングを試してみることをおすすめします。

オンライン完結型などの手続きが簡単なファクタリング業者が使いやすい

ファクタリングの手続きや、ファクタリングで使う書類には、決まった様式が確立されていません。それぞれの業者がルールを決めているため、大量の書類が必要な業者もいれば、請求書ぐらいしか使わない業者もいます。ほかの条件が同じなら、なるべく手続きが簡単なファクタリングのほうが優秀です。

ファクタリングのための書類を用意するのに時間がかかったら、その分だけほかの仕事をする時間が減ってしまいます。また、書類を「郵送」で送る必要があったり、ファクタリング契約時に「来社」しなければいけないようだと、時間的な損失が大きくなるため、オンライン完結ファクタリングの利用をおすすめします。

個人事業主がファクタリングを使うメリット

個人事業主がファクタリングを使うことには、次のようなメリットがあります。

  • ファクタリングなら急な出費に対応できる
  • ファクタリングなら信用が低くても資金調達できる
  • ファクタリングには保証人や担保が不要
  • ファクタリングに取引先企業が倒産してもノーダメージ

では、個人事業主がファクタリングを使う利点について、詳しく見ていきましょう。

ファクタリングなら急な出費にも対応できる

急に現金が必要になった時に、対処できる方法は限られています。金融機関からの「融資」は、緊急事態にはまったく使えません。銀行預金を下ろすのは有効な手段ですが、手元資金が減少して、次からの出費でキャッシュフローがパンクするリスクが上がってしまいます。

こんな時に使えるのがファクタリングです。1番早いファクタリングサービスなら、数時間で売掛債権の現金化ができます。そこまでいかなくても、当日入金、もしくは翌日入金してくれるファクタリングサービスは珍しくありません。1時的に手元資金をブーストするには、ファクタリングはかなり優秀な手段だと言えます。

そのため、ファクタリングを使ったことがあれば、原油価格や原材料費などが高騰して支払いが厳しくなったりしても、必要なだけの現金を確保できるでしょう。

信用が低い個人事業主でも資金調達できる

個人事業主と法人との大きな違いは、「信用」の大きさでしょう。法人なら金融機関で融資を受けられるのに、個人事業主では門前払いされてしまうことなど珍しくもありません。この信用の問題もファクタリングは解決してくれます。なぜなら、ファクタリングで審査されるのは主に「売掛債権」それ自体の信用だからです。

つまり、自社が債務超過に陥っていようと、税金滞納をしていようと、取引先企業の経営さえ安定していればファクタリングを使えます。実際に、銀行に融資を断られた会社、創業したばかりの会社、赤字決済の続いている会社であっても、ファクタリングを利用可能とサイトに書いているファクタリング業者は少なくありません。

ただし逆に言うと、取引先企業の信用が低すぎる場合は、ファクタリングを断られてしまうことがありえるということです。断られるまでいかなくても、ファクタリング業者がリスクを考えて手数料を上乗せすることは十分に考えられます。

保証人や担保無しで資金調達できる

ファクタリングとは融資ではなく、債権の「売買」です。そのため、契約にあたって「保証人」や「担保」といったものは必要ありません。個人事業主が保証人や担保を用意するのは、なかなか困難ですから、保証が不要という点もファクタリングの優れたところだと言えます。

なお、保証人や担保を要求してくるファクタリング業者は、あきらかに不審ですので、ファクタリング契約を進めるべきではありません。

取引先企業の倒産リスクを気にしないですむ

売掛債権を持っていて1番怖いのは、取引先企業が倒産してしまうことではないでしょうか。取引先企業が無くなってしまえば、債権を回収するのはそうとうな難事です。しかしファクタリングは、取引先企業の倒産リスクもカバーしてしまいます。なぜなら、ファクタリングには償還請求権が付いていないので、取引先企業が潰れたら債権を譲渡されたファクタリング業者の自己責任になるからです。

むしろファクタリング後に取引先企業が倒産した場合、普通ならほとんど回収できないはずの売掛債権から、先にファクタリングで現金を得ているため、かなり大きな利益を得たと考えられます。

もちろん、ファクタリング業者もプロですから、すぐ潰れそうな企業の売掛債権をやすやすと買ったりしません。しかし新型コロナやロシアのウクライナ侵攻といった突発事態で、予想外の倒産をしてしまう会社もあります。こんな時にファクタリングを利用していたなら、貴重な債権を紙くずにしないですむのです。

個人事業主がファクタリングを使うデメリット

個人事業主がファクタリングを使う場合、次のようなデメリットもあります。

  • 使いすぎると損失が増える
  • 売掛債権を持っていないとファクタリングは使えない

個人事業主に起こるファクタリングのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

使いすぎると手数料の分キャッシュフローが悪化する

ファクタリングを使うと「手数料」を取られます。どれだけ手数料の割合が少ないとしても、数ヶ月にもらえるはずだった金額よりも代金が減っていることには違いがありません。1度や2度程度なら手数料が大きな問題にはならないかもしれませんが、何度も繰り返すと、だんだんと手数料がキャッシュフローを圧迫して資金繰りを難しくしてしまいます。

ただし、ファクタリングで手に入れた資金を再投資して、大きな利益に繋げられるようなら、手数料の問題は小さくなります。手数料を上回るだけのお金が入手できるなら、どんどんファクタリングで資金を回転させたほうが収入増加につながります。

売掛債権を持っていないとファクタリングができない

1番の問題点は、売掛債権を持っていないファクタリングが使えないという点です。個人事業主は、法人と比べると売掛金をやり取りする機会が減ります。つまり、急な出費をファクタリングで乗り越えようとしても、都合よく使える売掛債権が存在しないということもありえるのです。

また、ファクタリングで手に入れられる金額は、売掛債権の額以内で抑えられてしまいます。そのため、多額の資金が必要な場合は、ファクタリングで間に合うかどうかわかりません。

個人事業主がファクタリング会社を選ぶ際に注意すること

ファクタリングサービスを利用する場合は、次のような点に注意してください。

  • 個人事業主を狙った悪徳業者が存在する
  • 償還請求権が付いているファクタリングは危険

ファクタリング利用時に気をつけたいポイントについて、詳しく見ていきましょう。

ファクタリングの知識が無い個人事業主を狙った悪徳業者が多い

ファクタリングは右肩上がりで成長している分野です。そのため、甘い汁をすすろうと「悪徳業者」も参入してきています。特に自分でなんでもやらないといけない個人事業主は、悪徳業者に狙われがちです。

ファクタリングのことをよく知らずに契約してしまうと、売掛債権の売買ではなく、売掛債権を担保にした借金をさせられていた、といった事態に巻き込まれかねません。実際、東京や大阪などでファクタリング事業を名乗って活動する悪徳業者が多数摘発されています。

償還請求権が付いているファクタリングは使うべきではない

前の方の項目でファクタリングによって、取引先企業の倒産の影響を避けられると述べました。しかしこれは「償還請求権」が付いていないファクタリングを前提にしています。

もしも償還請求権が付いていると、取引先企業が倒産した場合に、その債権分の金額を自分でファクタリング業者に支払わなければいけません。そのため、償還請求権が付いているファクタリングを使うのは危険です。

とはいえ、大手企業が運営しているファクタリングサービスなら、まず償還請求権など付いていません。償還請求権が付いているだけで怪しいファクタリングサービスだとみなしてもよいでしょう。

個人事業主のファクタリングに関するよくある質問

最後に、個人事業主の方がファクタリングを利用する際によく悩むポイントについて、Q&A形式でまとめましたので参考にしてください。

個人事業主に審査がゆるいファクタリングはある?

ちゃんとした会社が運営しているファクタリングサービスで、個人事業主にだけ審査が特別ゆるいというものはありません。法人よりリスクの高い個人事業主を優遇しているなら、騙そうと企んでいる悪徳業者である可能性が高くなります。

どちらかというと、個人事業主は法人よりも審査が厳しめになるのですが、法人と個人事業主でそれほど扱い変わらない業者が、個人事業主の審査がゆるいファクタリングサービス、という質問に該当するでしょう。

ただし、個人事業主専門や、個人事業主や小規模事業者をメインにしているファクタリングサービスなら、ほかの業者よりも、個人事業主の審査通過率が上がることはありえます。

個人事業主が出した売掛金もファクタリングできる?

原則としては、個人事業主が出した売掛金はファクタリングできません。これは依頼するのが法人でも個人事業主でも同じです。

しかしごく一部のファクタリングサービスでは、個人事業主が出した売掛債権も条件が良ければファクタリングで取り扱っています。この場合、償還請求権が付いている可能性がありますので、よく確認してから利用するようにしてください。

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